住宅ローンの用語集 ら行

ら行

リテール

【英】retail(⇔wholesale)
金融においては、個人を中心とした小口取引を指す。
金融機関では、小口であっても安定的な収益の確保が期待できる「リテール部門」に力を入れており、その中核商品として住宅ローンが位置付けられている。

連帯債務者

連帯して債務(ローン)の返済をする人。
連帯債務とは、1つの債務(ローン)に対する連帯(共同)責任であり、例えば、A・B両者が連帯債務者として2,000万円の住宅ローンを借りた場合であっても、Aの責任は半分の1,000万円に按分されるというものではなく債権者に対しては、あくまで債務全額の2,000万円について返済責任を負うこととなる。 なお、民間住宅ローンの場合、連帯債務者ではなく連帯保証人とする場合が多い。

連帯保証人

債務の保証をする人(法人)。民法上、保証人には「保証人」と「連帯保証人」があるが、住宅ローンの場合「連帯保証人」とする場合がほとんどである。
連帯保証人には催告の抗弁権(「先にローン借入者に請求せよと言える権利」)および検索の抗弁権(先にローン借入者の財産を差し押さえよ」と言える権利)がなく、事実上、借入者とほぼ同等の義務を負うこととなる。

ローン条項

住宅の売買契約において「住宅ローン契約不成立の場合に売買契約等を解除することができる」旨を定めた条項の通称。