住宅ローン手続きの流れ(既存住宅のリフォーム)

既存住宅のリフォーム

既存住宅を購入する場合、それに併せてリフォームを行うことが多くなっています。
購入とリフォームを同時に行うことで、引っ越しまでのスケジュールや資金計画を立てやすくなり、住宅の購入費用と工事費用のバランスを取りながら検討を進めていくことができます。

既存住宅の購入に併せてリフォームを行う場合、リフォーム費用と住宅購入費用を併せて借り入れることのできるリフォーム一体型ローンがあります。一般的なリフォームローンは、無担保ローンの扱いのため通常の住宅ローンより金利水準が高めで返済期間が短いものが多いですが、リフォーム一体型ローンは、有担保ローンの扱いのため通常の住宅ローンの金利水準や返済期間と同様です。最近では、リフォーム一体型ローンを取り扱う金融機関が増えてきており、商品内容が多様化しています。

リフォーム一体型ローン(既存住宅購入)の流れ

1.希望条件の確認、2.リフォーム費用見積もり、3.住宅ローン事前審査、4.重要事項説明・売買契約、5.住宅ローン本申込み、6.金銭消費貸借契約、7.融資実行・引渡し、8.リフォーム工事、9.引越し
1.希望条件の確認、2.リフォーム費用見積もり、3.住宅ローン事前審査、4.重要事項説明・売買契約、5.住宅ローン本申込み、6.金銭消費貸借契約、7.融資実行・引渡し、8.リフォーム工事、9.引越し

リフォーム一体型ローンの特徴

  A銀行
「中古・リフォーム一体型」
B銀行
「購入+リノベーション資金の
一括借入れ」
フラット35
「フラット35リノベ」
借入金額 50万円以上1億円以内 住宅購入分500万円以上、リフォーム分30万円以上の借入で、合計1億円以内 100~8,000万円以下
(購入/工事費の合計以内)
返済期間 35年以内
(中古住宅の築年数は問わない)
通常の住宅ローン
返済期間と同じ
最長35年
借入金利 通常の住宅ローン金利 通常の住宅ローン金利 全期間固定金利
省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性の技術基準レベルに応じて当初5年間の金利引下げが適用
融資実行 既存住宅引渡し時
(分割融資も可)
既存住宅引渡し時 リフォーム工事完了後
(既存住宅の代金決済時につなぎ融資が必要)