排水管・ディスポーザーのお手入れ

日常生活の中で住まいから排出される水には、色々な排水があります。
雑排水 台所・風呂・洗面台・洗濯機などから排水される生活行為の中で出てくる排水。
し尿を含まず比較的汚染物濃度の低い排水。
汚水 大小便器や類似の用途を持つ器具から出てくる排水。
雨水 降雨や湧水によるものであり、汚染度が低い排水。直接の排出が可能。
排水は、排水管、排水溝を経由して公共下水道などに流されます。公共下水道には、次の2種類の排水方式があります。
分流式下水道
合流式下水道

台所の排水管(予防・清掃)

洗面所・浴室の排水管のつまり予防

洗面台の下の配水管は塩化ビニール樹脂を成型加工したものが多く用いられています。
これらの樹脂製の排水管は、パイプの切断部分にささくれだったひっかかり部分(バリ)が出来ることがあります。
これらの樹脂のひっかかりや、パイプを接合する部分の接着剤等の固まり(突起)などに、髪の毛などが引っかかり、そこに石鹸かすや小さなゴミ、皮脂成分などがさらにひっかることになります。
時間と共に髪の毛などにぬめりが出てくると、さらに色々な小さな異物がひっかかり、大きな詰まりの原因となります。

予防の第一は、髪の毛などが配水管に流れ込まないようにすることです。
水の流れを妨げず、髪の毛が流れていかないようにする目の細かい市販の専用のネット等を取り付けましょう。

台所の排水管の(日常)予防

台所の排水管のつまりを予防するためには、付着したての油汚れを硬化する前に分解してしまうことを目的として家庭向けに市販されているパイプクリーナーを使用すると便利です。
パイプクリーナー

台所の排水管の(定期)清掃

排水管は排水に含まれる様々な物質により、汚れなどが管の内部にこびりつき、滞りがちですので、定期的に清掃をすることが必要です。

排水口あたりの悪臭や水の流れが少し遅くなったといった軽い排水管のつまりに対しては、排水口からの「ナチュラルクリーニング」が効果的です。

ナチュラルクリーニングの手順

  1. 排水口からコップ半量程度の重曹を排水口に向けて振り入れます。
  2. その後に、重曹の倍量程度(コップ1杯)の酢を静かにゆっくり流します。
  3. その後、30分程度放置して、排水口に向けてお湯を勢いよく流し入れます。

ハブラシ・パイプ用ブラシを使う

排水口の縁や内側、あるいは排水管の上の方のぬめりなどは、手が届く範囲であれば、パイプ用ブラシなどで手入れができます。
この時に、歯ブラシなど細いものをパイプ内に落とすと、簡単には取り出せなくなるので十分注意しましょう。

排水ホースのお手入れ

上記のお手入れでも不十分な時は、排水ホース(蛇腹状の部分)を外してお手入れをすることが出来ます。
  1. 水が途中で漏れないように、シンクの水を完全に流します。
  2. 床面に防虫カバーと防臭キャップが固定されているタイプの場合には、カバーとキャップをホースの上側へ移動します。
    (付いていないタイプもあります。)
  3. ナットを回してゆるめ、ホースを外します。
    ホースとナットが一体になったタイプは、ホースごと回転させます。
  4. シンク下の排水ホース手前にパネルがビス留めされている場合は、ビスを外して、なくさないように保管しておき、パネルを外してホースをはずします。
  1. 外したホースを台所用の中性洗剤を薄めた液体の中にいれ、先の丸くなった使い古した歯ブラシなどで、ホースの内側のひだ部分にたまった汚れなどを落とします。
    この時にホースがかなり損傷していたり、汚れがこびりついて落ちなかったりする場合には、新しいホースに交換をしてもよいでしょう。
  2. 排水ホースを洗った後は、元に戻してナットをしっかり締めます。
  3. シンクにゆっくり水を流して水漏れがないことを確認してください。