つなぎ融資
つなぎ融資とは、住宅ローンの融資実行までの間に一時的に借りるローンのことである。
住宅ローンの融資が確実に実行されることが前提であり、融資実行時に一括で返済される短期の融資であるため、一般的に抵当権は設定されていない。
通常の住宅ローンより金利が高いことが多く、次のような場合に利用されている。
財形住宅融資などの公的住宅ローンを利用する場合
公的住宅ローンでは、住宅が引き渡されて所有権移転登記が済み、抵当権の設定登記手続きが終了した後に融資実行がされるが、本来所有権移転には購入代金全額の支払いが必要となるため、一時的に資金を立て替えるつなぎ融資が必要となる場合がある。

一部の金融機関のフラット35を利用する場合
フラット35では、融資実行日が月1・2回など限定されており、物件の引渡日と融資実行日が異なる場合がある。

【つなぎ融資のイメージ】
